過去の研究会情報


第2回 心理学教育力パワーアップセミナー(一日講習会)

■日時:2015年3月19日(木)10:00-17:00(終了時間は予定)
■場所:武蔵野美術大学新宿サテライト(新宿センタービル9階)新宿駅徒歩7分(http://cc.musabi.ac.jp/about/contact/access
■企画趣旨
 心理学の授業をしていて,なかなか思い通りにいかないことがある。「多くの学生と関心があわない。」「自分の教える技術が足りないのか」といったいろんな葛藤を覚えるだろう。本企画では「正しい授業方法」を学ぶのではなく,自分流ではない,他の教え方を安全な環境で体験することを目的とする。そして,最終的に授業でより自由になるためのさまざまなツールを参加者が身につけることを目指す。なお修了者には修了証を贈呈する。

■対象者 大学院生,ポストドクター,大学の若手教員(常勤職15年程度まで,ただし応募多数の場合は,より年数の短い人を優先します。)
■定員:30人程度
■参加費:2000円
■ファシリテータ:澤田匡人(宇都宮大学)・大久保智生(香川大学)・北村英哉(関西大学)・荒川歩(武蔵野美術大学)
■申込み・問い合わせ arakawa@musabi.ac.jp(担当:荒川 @を半角にしてください)
 お申し込みの際には,ご所属・お名前と,身分(常勤職の方は何年目かも併せてお知らせください。グループ分けに使います。)
■申込み〆切:定員になり次第締め切ります。
■時間割(予定:変更・延長の可能性あり)
0限目(荒川):今日の流れの説明と諸連絡(10:00-10:10)

1限目(北村・荒川):授業の目標の設計とシラバス作成(10:10-12:00):学生にどのような力をつけるか
学習目標:授業目標の意識化と共有すべき内容の意識化
 話題提供(20分)心理学専門科目と教養科目それぞれにおける学生の関心と多様な目標設計
 概説(20分)心理学専門科目と教養科目それぞれにおけるコンテンツと試験・手法・シラバスに記載する内容
 実習(30分)シラバスを書いてみよう。
 議論(20分):グループに分かれて,どのような問題があるかを議論する。

お昼休み(12:00-12:30)

2限目(大久保):授業を準備する(12:30-14:10):コンテンツ・方法・枠組み・仕掛け準備。
学習目標:受講者の関心をつかみ,動機づけ,維持させる要素の意識化
 話題提供(30分)・ 課題準備(20分)
 実習(40分) 一人5分
 議論(30分)

3限目(澤田):授業を運営する(14:20-16:00):わかりやすい授業を作る。
学習目標:わかりやすいプレゼンテーションの構造の意識化。  話題提供(30分)・課題準備(20分)
 実習(40分) 一人5分
 議論(30分)

4限目(荒川):授業のトラブルへの対応(16:10-16:50)
学習目標:多様な学生に対応し,集中力を維持する。苦情対応と,授業改善の方法を増やす。
 ゲーミングと議論(30分)

修了証贈呈(16:50〜17:00)

懇親会(希望者・実費)

■実習の中で,こちらの用意した資料に基づき,簡単なプレゼンをその場で作っていただきますので,できればパソコンを持参ください。数台は貸与用に確保するつもりですので,持参できない方はご相談ください。

■グラウンドルール:参加者同士,グループ内の他の人の方法を批判してはならないというルールのもと,自由に試し,また他の人の良い点を発見して伝えあうことで,他の有り様を学ぶことを目標とします。  ファシリテータは議論の土台となる話題提供をしますが,それが唯一の解でもありませんし,そのまま真似したからといって,うまくいかない可能性が高いです。


第1回 心理学教育力パワーアップセミナー(一日講習会)

■日時:2014年3月30日(日)10:00-17:00(終了時間は予定)
■場所:東洋大学白山キャンパス6号館3階6305教室 
   http://www.toyo.ac.jp/site/access/access-hakusan.html

■企画趣旨
 心理学の授業をしていて、なかなか思い通りにいかないことがある。「多くの学生と関心があわない。」「自分の教える技術が足りないのか」といったいろんな葛藤を覚えるだろう。本企画では「正しい授業方法」を学ぶのではなく、自分流ではない,他の教え方を安全な環境で体験することを目的とする。そして、最終的に授業でより自由になるためのさまざまなツールを参加者が身につけることを目標とする。なお修了者には修了証を贈呈する。

■対象者 大学院生、ポストドクター、大学の若手教員(常勤職5年目まで)
■定員:30人
■参加費:2000円(資料代:昼休みが限られていますので希望者にはプラス950円で、まい泉のとんかつ弁当を予約する予定。)
■講師/話題提供:澤田匡人(宇都宮大学)・大久保智生(香川大学)・北村英哉(関西大学)・荒川歩(武蔵野美術大学)
■申込み・問い合わせ arakawa@musabi.ac.jp(担当:荒川 @を半角にしてください)
 お申し込みの際には、ご所属・お名前と、身分(常勤職の方は何年目かも併せてお知らせください。)
■申込み〆切:定員になり次第締め切ります。

■時間割(予定:変更・延長の可能性あり)
0時限目(荒川):今日の流れの説明と諸連絡(10:00-10:10)

1限目(北村・荒川):授業の目標の設計とシラバス作成(10:10-11:30):学生にどのような力をつけるか
 概論(20分)心理学専門科目と教養科目それぞれにおける学生の関心と多様な目標設計
 議論(20分):グループに分かれて、どのような問題点があるかを議論する。
 概論(20分)心理学専門科目と教養科目それぞれにおけるコンテンツと試験・手法・シラバスに記載する内容
 議論(20分):グループに分かれて、どのような問題があるかを議論する。

お昼休み(11:30-12:30)

2限目(大久保):授業を準備する(12:30-14:10):コンテンツ・方法・枠組み・仕掛け準備、授業者を整える。
 概論(30分)・ 課題準備(20分)
 実習(40分) 一人5分×6名
 議論(30分)


3限目(澤田):授業を運営する(14:20-16:00):全体の割り振り。授業中に配慮すること。
 概論(30分)・課題準備(20分)
 実習(40分) 一人5分×6名
 議論(30分)

4限目(荒川):授業のトラブルへの対応(16:10-16:50):多様な学生に対応し、集中力を維持する。苦情対応と、授業改善の方法

修了証贈呈(16:50〜17:00)

懇親会(希望者・実費)



「ゲームを授業へ取り入れる意味とその可能性」


■日時:2013年3月12日(火)16時〜18時
■会場:東洋大学白山キャンパス 125周年記念館(8号館)8301教室
   アクセスマップ と  学内マップ

■企画趣旨:
 近年、ゲーミフィケーションやシリアスゲームなどの名前で、教育目的にゲームを用いる事例を目にすることが多くなった。それは単に「学生の気を引く」以上の、どのような意味があるのだろうか。Duke(1974)は、コミュニケーションを分類し、そのなかでゲーミングを「未来を語る言語」の1つとしてあげている。ゲームの中で、人はいくらでも失敗できるし、いつもの自分とは異なる別のあり方を試すことができる。実際には経験しない立場に立つこともできる。本企画では、シリアスゲーム研究の気鋭の研究者である東京大学の藤本徹先生をお招きし、(1)具体的にどのようにシリアスゲームが教育のなかに埋め込まれているのかを海外や日本の例を挙げていただいた上で、(2)ゲームの何が/なぜ学習や学習に対する動機づけを高めるのかという理論的お話をいただき、さらに(3)実際の授業や教育のなかにシリアスゲームを組み込むにはどのような方法がいいのかについて講演いただき、会場の皆さんとともに、理論や実際について議論する。

■講演者:藤本徹先生(東京大学大学院情報学環・特任助教)
 ペンシルバニア州立大学大学院博士課程修了。博士(Ph.D. in Instructional Systems)。著書に「シリアスゲーム」(東京電機大学出版局)ほか。
■コメンテータ:未定
■司会:荒川歩(武蔵野美術大学)
■参加費:無料
■問い合わせ:arakawa@musabi.ac.jp (@を半角に)
■主催:公益社団法人 日本心理学会 心理学教育研究会



心理学教育研究会2012年度総会のお知らせ

 下記の日本心理学会大会内の企画に合わせ、下記の場所・時間に総会を実施します。お弁当のご用意はありませんが、会員に限らず、関心のある方は、ぜひご参集ください(お弁当など持ち込んでいただいても結構です)。ただし、大会参加者に限ります。ご理解のほどどうぞよろしくお願いします。


 日時:2012年9月11日
 場所:専修大学10号館10号館5階 105R


心理学教育研究会@日本心理学会大会(日時:2012.9.11)

WS005 質的研究法を心理学のなかで教える意味と方法

企画趣旨:近年質的研究の興隆に伴い、質的研究法を教えることが求められる場面が多くなった。また、従来の心理学研究法のなかで教えられていた方法においても、質的研究法興隆による理論の精緻化に伴って内容の充実が迫られることがある。たとえば従来からあった「観察法」「インタビュー法」は、質的研究法興隆の前後では、理論的な蓄積や、求められる内容が大きく変容したと思われる。これは単に、一手法の教育法の変化で終わらせることができるものではなく、心理学教育の達成目標をどのように考えるかとも関わる問題である。また、質的研究法では、数字によらずに説得的な理論展開を行うことが求められるため、一段と鍛えられた論理性を身につけていく契機として利用できるものであろう。本論では具体的工夫と理論的考察によって、質的研究法を心理学のなかで教える意味と方法について考える。

企画者:北村 英哉( 関西大学)
企画者:荒川  歩( 武蔵野美術大学)
話題提供者:松嶋 秀明( 滋賀県立大学)
話題提供者:安田 裕子( 立命館大学)
話題提供者:谷口 明子#( 山梨大学)
指定討論者:北村 英哉( 関西大学)
指定討論者:野村 信威( 明治学院大学)
日程:2012年9月11日(火)10時〜12時
場所:専修大学10号館3階10303教室
参加方法:日本心理学会大会のWSの1つとして行われますので、大会への参加が必要です。
問い合わせ先:荒川 arakawa*musabi.ac.jp (*を@に)

主催:日本心理学会 心理学教育研究会


心理学教育研究会(日時:2012.3.3)

心理学教育の目標設定の再検討:他専攻との対話から

企画趣旨:心理学教育において、「心理学を受講した社会人となるための教養」から「心理学を専門に学んだ社会人となるための教養と専門性」「国際 的競争力のある専門家養成の第1段階」まで多様な目標設定と、その方法が議論されてきた。これらの目標設定以外の目標-方法の連関はあり得ないの だろうか?本企画では、最初に、科学技術・法学という心理学以外の専門分野における教育目標の設定、教育方法、およびそれぞれの分野が抱える問題の紹介をしてもらう。その後、それを踏まえて議論することで、 心理学教育のあり方の新たな可能性について考える。

話題提供者:
・科学技術の学部教育の目標と方法:松原克志先生(常磐大学国際学部・教授)
・法学の学部教育の目標と方法:石田京子先生(早稲田大学法務研究科・助教)

日程:2012年3月3日(土)14時〜16時30分
場所:武蔵野美術大学新宿オフィス(新宿センタービル9階)
参加方法:無料・要事前申し込み
問い合わせ先:荒川 arakawa*musabi.ac.jp (*を@に)

主催:日本心理学会 心理学教育研究会



心理学大学院生の専門性教育とは(2011/3)

■企画主旨
大学教育の分野別質保証について日本学術会議で議論されています。そこでは、英国のQAA などが先進事例として議論され、各大学の自主性を尊重することを前提に参照基準を提示しようとしています。この提示予定の最初のグループに心理学が入っていると伺っています。
心理学大学院生は、心理学研究の後継者として、また、心理学を活かした専門家としてProfessionalism 教育を受けた者として社会に出て行くことになります。
ここで、研究者、教育者としての教育がいかに行われているか、行うべきか、何が学ばれているか、研究会としての自由な立場から、大学院教育について、各先生から様々な立場、多様な意見を個別に講演会の形式で伺いたいと考えました。また、講演会後に自由なディスカッションと交流会の場も設けました。お気軽に参加いただければ幸いです。

■日時:2011年3月12日(土)13:30〜16:30
■場所:東洋大学白山キャンパス 5号館(大学院棟)
■対象:どなたでもご自由に
■入場無料:会場準備のため、参加希望の方は、予め下の連絡先に氏名・所属をお知らせ下さると助かります。

■演題:
・北海道大学大学院文学研究科准教授 安達真由美
「米国的コースワーク教育の目指すもの−−北海道大学での実践を例として」
・東京大学大学院人文社会系研究科 唐沢かおり
「研究者・教育者コミュニティー形成の基盤としての大学院教育」
・東洋大学社会学部助教 菅さやか
「こうして博士になりました−−平凡な学部生がなぜ研究の道を選んだのか」
・フリーディスカッション

・個別交流会
■連絡・問合わせ先:
(社)日本心理学会心理学教育研究会


若手研究者の心理学授業の工夫(日本心理学会第74回大会)

企画者 日本心理学会 心理学教育 研究会 #
企画者 千葉大学 中澤 潤
司会者 千葉大学 中澤 潤
話題提供者 東洋大学 小林 麻衣
話題提供者 日本大学 吉田 宏之
話題提供者 お茶の水女子大学 近江 玲
話題提供者 一橋大学 小森 めぐみ
話題提供者 東洋大学 佐藤 史緒
話題提供者 東京学芸大学 大島 みずき #
指定討論者 宇都宮大学 澤田 匡人




就職/キャリアをサポートする心理学教育(日本心理学会第73回大会)

企画者 東洋大学 杉山憲司
企画者 早稲田大学 鈴木品夫
司会者 日本大学 山崎晴美
話題提供者 東洋大学 北村英哉
話題提供者 文教大学 二村英幸
話題提供者 (株)リアセック 松村直樹
指定討論者 名古屋大学 金井篤子
指定討論者 東京富士大学 浮谷秀一




心理学教育改革-FDとポートフォリオ(日本心理学会第72回大会)

企画者 千葉大学 中澤潤
司会者 東洋大学 杉山憲司
話題提供者 法政大学 藤田哲也
話題提供者 弘前大学 土持ゲーリ一法一
話題提供者 (独行)メディア教育開発センター 伊藤秀子
指定討論者 慶慮義塾大学 井下理



心理学教育と社会・資格との接点(日本心理学会第71回大会)

企画者 早稲田大学・前日本心理学会理事長 織田正美
企画者 関西大学・前日本心理学会常務理事 高木 修
企画者 東洋大学・心理学教育研究会代表 杉山憲司
企画者 千葉大学 中澤潤
企画者 日本大学 山崎晴美
司会者 東洋大学 杉山憲司
司会者 千葉大学 中澤潤
話題提供者 東京大学 市川伸一
話題提供者 関西大学 高木 修
話題提供者 東京国際大学 角山剛
指定討論者 早稲田大学 鈴木晶夫
指定討論者 東京学芸大学 杉森伸吉



心理学教育を考える2 3心理学教育の教材開発(日本心理学会第70回大会)

企画者 日本大学 山崎晴美
企画者 早稲田大学 鈴木晶夫
司会者 東洋大学 杉山憲司
話題提供者 兵庫教育大学 宮元博章
話題提供者 関西学院大学 中澤清
話題提供者 神戸大学 米谷淳
指定討論者 千葉大学 中澤潤